阪神・佐藤輝 充実の2日間 球宴で一流選手たちと交流し「改めて野球は面白いな」

(前列左から)ツイッター賞の菊池涼、マイナビ賞の佐藤輝、MVPの島内、(後列左から)敢闘賞の杉本とマルテ(C)NPB/BMM2021
記念撮影する阪神ナイン=楽天生命パーク(撮影・飯室逸平)
 アオダモの記念植樹をする阪神・佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「マイナビオールスターゲーム2021・第2戦、全パ4-3全セ」(17日、楽天生命パーク宮城)

 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)は球宴史上5人目となる新人本塁打を記録し、敢闘賞とマイナビ賞に選出された。

 二回1死。全パ先発の宮城が投じた140キロ直球を左翼席へ運んだ。飛距離112メートルの一発。カメラの前ではお決まりのZポーズも披露した。

 打席の前には「真っすぐが来てくれ」と願っていたという。狙い通り直球を仕留め「打った瞬間、ホームランという手応えはありました」と振り返った。

 この日は、祖父母を招待。「祖父母の前で打てたので、そういう意味でもうれしい」と笑みを浮かべた。楽天生命パークでは交流戦で田中将大投手からも一発を放っている。「小さい頃、何試合かここにプロ野球を見に来たこともありますし、今日も祖父母も来てたので、そういう意味でも頑張れた」と力が入ったようだ。

 試合前には柳田ら、プロの世界で大活躍する選手と多く談笑。「後半戦が始まるまでに試して、後半戦もチームのためにしっかり戦っていきたい」と意気込んだ。初めての球宴を終え、「改めて野球は面白いなという風に思いました」と、充実した二日間になったようだ。

2023-11-05
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