阪神が矢野監督来季続投の方針固める 首位ターンを球団評価、時期見て要請へ

 5回、選手交代を告げる矢野監督
 スタンドの一礼する矢野監督
 DeNAに連敗し前半戦を終えた矢野監督
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 阪神が矢野燿大監督(52)の来季続投方針を固めたことが14日、明らかになった。今年が3年契約の最終年となる矢野監督は、初年度から3→2位と順位を上げ、今季は前半戦首位ターンが確定している。その手腕を評価。時期を見て、契約延長を要請する考えだ。

 14日のDeNA戦前に取材に応じた藤原崇起オーナー兼社長(69)は「本当に去年、今年とコロナ禍の中でチーム作りが非常に難しかったと思う」とねぎらい、「そういう中で若手選手を登用。そして、いろんなアグレッシブな攻撃をしてくれていますよね。矢野さん自身が意識を植え付けてくれている」と満足そうに話した。

 また「『全員野球』という矢野監督の思いが浸透してきた中での1位ターン。本当に頑張っていただいているというふうに思っていますし、私自身は満足しています」と話し、初年度から進めてきた方針が、結果として表れていることに高い評価を与えた。一方で続投要請の時期に関しては「時期が来ればじっくりやっていきたい」と明言はしなかった。

 矢野監督は「監督として3年目だけど、首位で折り返せるというのは胸を張っていいと思うし、チームの成長を感じています」と誇らしげに前半戦の戦いを振り返る。

 一方でオーナーは「やっぱり巨人を打ち負かしてというのをね。後半戦で対巨人戦、勝ち越しをすると。こういう意気込みで頑張ってほしい。今までもそれが優勝に結び付いている」とG倒での優勝を厳命した。まずは期待に応える16年ぶりVを成し遂げる。

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