首位阪神2カ月ぶり完封!2カードぶり勝ち越しで貯金20 ガンケル開幕から無傷6勝

中日に勝利し、阪神・矢野監督はガンケルとタッチする(撮影・山口登)
無傷の6勝目を挙げた阪神・ガンケルはスタンドへあいさつする(撮影・田中太一)
2回、中日・阿部寿樹の打球を追う阪神・ガンケル(撮影・神子素慎一)
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 「中日0-6阪神」(24日、バンテリンドーム)

 セ・リーグ首位の阪神が、3投手のリレーで今季6度目の完封勝利を飾り、2カードぶりの勝ち越し。貯金を「20」に戻した。

 先取点はドラフト6位・中野(三菱自動車岡崎)のバットが生み出した。三回1死二、三塁。岡野のスライダーを力強く振り抜き、先制の中犠飛とした。

 四回2死一塁では糸原が右中間を破る適時二塁打。一気に流れを引き寄せた。

 五回にはマルテが中前適時打を放ち、大山も左犠飛。七回は無死一、三塁で大山が2打席連続の犠飛をマークし、中日を突き放した。

 先発のガンケルは7回6安打無失点の好投で秋山、青柳に並ぶチームトップタイの6勝目を挙げた。開幕から無傷の6連勝は球団外国人投手で2003年のムーア以来となった。八回は及川、九回は岩貞が無失点でつないだ。

 また、この日の試合は東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉監督ら代表チームの首脳陣が視察。代表入りが内定している梅野が三回に先制点につなげる右前打で“御礼”の一打を放った。

 不振の大山は四回に17打席ぶりの安打となる左前打を記録し、その後はプロ初の1試合2犠飛。投打がガッチリかみ合った勝利となった。

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