阪神・矢野監督、6勝目の青柳を絶賛「アイツでしっかり勝ったという試合」

 阪神・矢野監督から祝福を受けた青柳(撮影・神子素慎一)
 ヒーローインタビュー後、スタンドの声援に応える青柳(撮影・田中太一)
 打球を追いマウンドを駆け下りる青柳(撮影・神子素慎一)
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 「中日1-2阪神」(22日、バンテリンドーム)

 首位・阪神が接戦を制し、連敗ストップ。貯金を20に戻した。先発・青柳は7回4安打1失点の好投で6勝目。矢野監督は「まあ、うん、アイツでしっかり勝ったという試合をしてくれたかなと思います」と総括した。

 青柳は四回に内野安打で高松を出塁させ、盗塁に梅野の悪送球が重なって無死三塁のピンチ。ここで高橋周の遊ゴロの間に1点を失った。それ以外は大きなピンチもなく、追加点を与えない粘りの投球を展開した。

 矢野監督は「全体的には本当によく粘ってくれたし、ヤギらしいゴロを打たせてっていうピッチングができていたし。1点差を争うところでね、気持ちも揺れるし、相手もなんとか揺さぶろうとしてくるところで、粘れたというのは青柳の成長の部分もあると思う」と評価した。

 侍ジャパンに選出された後の初登板。相手先発も同じく日の丸を背負う大野雄だった。好投手との投げ合いに一歩も引かない投球。「そういうところで勝つっていうのは間違いなく自信になると思う。いい意味でジャパンに選ばれたっていうことをプラスにして、また対戦相手もプラスにしてやっていけるピッチャー。そこはどんどんそういう意識を持ってやってくれたらいいんじゃないかと思います」と今後の経験を糧に成長していくことを期待した。

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