阪神・高橋 投球再開、8日からブルペン入り 先発ローテ貴重な左腕

 ブルペンで投球練習をする高橋遥(代表撮影)
 高橋遥の投球練習を見る西純(右)と伊藤将(代表撮影)
 高橋2軍投手コーチ(左)と話す高橋(代表撮影)
3枚

 右脇腹の筋挫傷で2軍調整中の阪神・高橋遥人投手(25)が、ブルペンでの投球練習を再開していたことが15日、明らかになった。この日は鳴尾浜での残留練習でブルペン入りし、状態を確認した。

 戦列復帰へ向け、慎重に前へ進んでいる。春季キャンプ中に負傷し、3月上旬にはキャッチボールを再開。しかし、同下旬には再びコンディション不良で投球再開のメドが立たなくなっていた。

 ようやく進んだ次の段階。8日に離脱後初となる投球練習を再開すると、複数回のブルペン入りをこなしてきたという。この日も感覚を確かめながら、丁寧に捕手のミットをめがけて投げ込んだ。

 練習の合間には笑みを浮かべるなど、復帰への道筋が見えつつある。まだ短い距離でのキャッチボールを行っていた4月上旬には「本当はもう投げたいし、(強度を)上げていきたいんですけど、なかなか体がついてこない。我慢ですね」と話していただけに、大きな一歩を踏み出した模様だ。

 現状の1軍先発ローテで左腕はドラフト2位・伊藤将(JR東日本)のみ。優勝争いへ、高橋が加われば先発陣の厚みも増す。完全復活を遂げて、必ずチームの戦力になる

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス