阪神・ガンケル、6回3安打2失点「しっかりコントロールできた」 約1カ月ぶり登板

 4回楽天、鈴木大の打球を足に受けるガンケル(撮影・飯室逸平)
 4回、楽天・鈴木大の打球を足に当てるガンケル(撮影・田中太一)
 先発し、力投するガンケル(撮影・田中太一)
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 「楽天-阪神」(13日、楽天生命パーク宮城)

 阪神・先発のガンケルは6回3安打2失点と好投した。5月9日・DeNA戦(横浜)以来約1カ月ぶりの登板。得点を許した四回以外はいずれも三者凡退で抑える上々の投球を見せた。

 「久しぶりの登板になったけど、しっかりボールをコントロールすることができたし、梅野が自分の良さを最大限に引き出してくれたので、今日の投球ができたと思う。野手のみんなも盛り立ててくれて感謝だね」

 立ち上がりは順調。初回は小深田を3球で見逃し三振に斬った。続く鈴木は近本の好守もあり中飛に。最後は浅村を二ゴロに打ち取った。二回は4番からの打線を3者連続三振。三回も3人で料理した。

 唯一の失点は2巡目に入った四回。先頭・小深田のボテボテの当たりが二塁への内野安打となり、初めて走者を背負う。さらに続く鈴木に強襲の投内野安打を許して無死一、二塁とピンチを迎えると、浅村に右翼線へ適時打を浴びて同点を許した。なおも無死二、三塁で、島内の遊ゴロの間に逆転された。それでも、岡島は三邪飛、茂木は空振り三振に仕留めた。

 近本の逆転2ランで再び援護をもらうと、五、六回は三者凡退に抑えた。6回73球の省エネ投球でマウンドを降りた。

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