阪神・青柳 ローテ再編で16日G倒だ 2000試合カードでリベンジ
阪神・青柳晃洋投手(27)が12日、先発予定だった同日の中日戦(甲子園)が雨天中止となり、14日からの巨人3連戦(東京ドーム)に向かうことが決まり、16日の先発が濃厚となった。矢野監督がローテ再編を明言した。青柳は4月21日の巨人戦で岡本に2被弾し、6回9安打3失点で今季初黒星を喫した。通算2000試合目を迎える節目の巨人3連戦でリベンジを果たす。
今年も“雨柳さん”は健在のようだ。青柳の登板日の中止は4月17日・ヤクルト戦(甲子園)に続いて早くも今季2度目。心待ちにしていた甲子園今季初登板が雨で流れ、「非常に残念です」とショックを隠さなかった。
「いい調整ができてると思っていたので投げたかったです。久しぶりにファンの方々の前で、いいピッチングをしたかったです」
降雨中止決定後、矢野監督は「青柳は巨人戦にまわそうと思う」と明言。ローテが再編され、14日からの巨人3連戦(東京ドーム)は新助っ人アルカンタラ、ドラフト2位・伊藤将(JR東日本)、青柳の順で託されるとみられる。
青柳にとっては図らずともリベンジの機会が訪れた形だ。今季初対戦となった4月21日は岡本和に2本塁打を食らい、6回9安打3失点で今季初黒星。前回対戦から新助っ人のスモーク、丸らもチームに合流。「スタメンも変わっている。気をつけるところはいっぱいありますが、前回は本塁打に泣いた試合だったので、そこは気をつけたい」と一発長打を警戒する。
青柳をローテの柱と位置づける矢野監督は「最少失点で抑えてほしい」と期待。前回に続く東京ドームでの登板に「強気に攻めてもらって、丁寧にいくところは丁寧にいって青柳らしくゴロを打たせるというのが理想の形になる」とG倒のイメージを膨らませた。
15日に巨人戦通算2000試合目を迎える。青柳も入団以来15試合に登板し、伝統の一戦に名を刻んできた。通算2勝9敗と負け越しているが、防御率3・29と数字は悪くはない。伝統の重みを感じつつ「自分の中でもシーズンの1試合なので気負うことなく頑張りたい」とキッパリ。2年ぶり巨人戦白星で雪辱を晴らす。
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