阪神が中断なしの七回降雨コールドで今季初G倒 原監督は両手を不満示す

 コールドでの試合終了に納得がいかず、審判に確認する原監督(右端)=撮影・飯室逸平
7回が終了し、コールドゲームとなる(撮影・田中太一)
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 「阪神6-2巨人」(6日、甲子園球場)

 阪神が七回降雨コールドで甲子園開幕戦を飾った。

 開始直後から雨が降り続け、何度もマウンドや各ベース付近に砂がまかれる中、試合は進行。阪神は二回に梅野の適時打と木浪の中犠飛で2点を奪い、三回にも4点を追加。五回に巨人に2点を返されたが、七回裏終了で6-2とリードした。

 八回表の巨人の攻撃に移る前に、審判団は阪神園芸関係者とグラウンド上で協議を開始。最終的にコンディション不良で試合続行は不可能と判断し、直後に橘高球審がコールドゲームを宣告した。中断を挟まず、突然、終了を打ち切られた形となった三塁側ベンチの原監督は両手を挙げて、不満を示した。

 野球規則は、4・03(e)で「球審はプレイを中断した後、少なくとも30分を経過するまでは、打ち切りを命じてはならない」と規定している。

 これにのっとり、降雨コールドは30分以上の中断を経て、宣告されることが一般的だが、セ・リーグアグリーメント第27条(試合挙行・続行の可否の決定)では「降雨が激しく、試合続行が不可能と思われたときには、30分を待つことなく、試合を中止することができる」と定めている。

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