阪神・小幡 立浪効果打ァ!「下半身を意識」助言実践で即結果

 試合前、中日・立浪臨時コーチからアドバイスを受ける小幡(中央は根尾)
 立浪臨時コーチ(右端)の前でスイングする小幡
 9回、右前打を放つ小幡
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 「練習試合、中日9-4阪神」(20日、Agreスタジアム北谷)

 いきなりの立浪効果だ!途中出場の阪神・小幡竜平内野手(20)がバットで結果を残した。5点を追った九回の先頭。1ボールから藤嶋の外角直球を力強く振り抜き、一、二塁間を破った。

 試合前に井上ヘッドコーチから「素振りを見てもらえ」と背中を押され、一塁ベンチの立浪臨時コーチの下へ。「『下半身を意識しながら、(体が)開くのを我慢して』と言われて。すごくありがたかったです」。20歳の若虎はプロ通算2480安打の大打者からの教えを即実践した。

 一方、遊撃の守備では九回に岡林の打球をファンブル。「やっぱり守備で一番に信頼を得られないといけない」と猛省した。現在、川相臨時コーチと基礎から特訓中で、次こそは成果を出してみせる。

 昨季は1軍戦54試合に出場。立浪氏は小幡の守備力を高く評価し、期待を寄せているという。木浪、山本らとのレギュラー争いはし烈だが、負けられない。助言を生かし、遊撃を奪い取る。

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