阪神 チェンが入団会見「甲子園のマウンドは特別、優勝に導く」
阪神は30日、チェン・ウェイン投手(35)=前ロッテ=の入団会見を兵庫・西宮市の甲子園施設内で行った。
代表取材に応じた助っ人左腕は、晴れやかな表情を浮かべていた。「とてもうれしく思っています。日本に戻ってきたいという気持ちがずっとありましたし。あと、阪神というとても歴史のあるチームに入団できたことをうれしく思っております」
昨季は9月にロッテ入りし、0勝3敗ながら防御率2・42と安定した投球を続けていた。日米通算95勝と実績も十分。経験豊富な左腕の投球術に注目だ。
中日時代から何度も甲子園のマウンドで“奮投”を披露してきたチェン。「本当に甲子園のマウンドというのは、私にとっては特別なマウンドと思っている。球場とファンの距離はすごく近い場所だと思っている。すごく特別な思いを持っています」と思い入れの強さを口にしていた。
V奪回を狙う阪神にとってチェンの加入は大きな補強となった。「最大の目標はチームを優勝に導くこと。一番の目標である優勝に近づくためにはやっぱりプレーオフに進出しないといけない。そのチームに貢献できるように自分の能力を全力で出せるように頑張っていきたいと思います」
好きな言葉は「一生懸命」と話すチェンが言葉通りの全力投球を披露し、チームのV字回復の立役者となる。
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