阪神・西勇 師と仰ぐ巨人菅野残留に「希望としては行ってほしかった」

キャッチボールする阪神・西勇輝=甲子園(球団提供)
キャッチボールする阪神・西勇輝=甲子園(球団提供)
キャッチボールする阪神・西勇輝=甲子園(球団提供)
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 FA移籍3年目を迎えた阪神・西勇輝投手(30)が19日、甲子園球場の室内練習場で自主トレを公開し、オンライン取材に応じた。

 例年はハワイを拠点に開幕に向けた準備をしているが、今年はコロナ禍で国内に変更。「思った以上に寒い」と環境の違いを実感する中で、6勤1休のペースを保ち故障しない体作りに励んでいる。

 昨季は21試合に登板して11勝5敗、防御率2・26と抜群の安定感で投手陣をけん引。特に巨人戦は3勝1敗で防御率1・77と圧倒し、今季も「変わらず、いつも通り投げる感じですかね。このまま打たれるまでは継続すればいいんじゃないかなと思います」と“キラー”として壁になる。

 また、師と仰ぐ菅野が米メジャー挑戦を一度断念し、残留を決めたことには「希望としてはいってほしかったという思いもあります。ずっと夢で言っていたことですし」と本音を吐露。「また対戦できる機会があれば自分のパフォーマンスを出したいです」と投げ合いに闘志を燃やした。

 16年ぶりのリーグ優勝、36年ぶりの日本一を目指す矢野阪神。投手陣には新たにチェンやアルカンタラなどが加入し、層は厚くなった。「今年はだいぶ戦力も整ってきて、みんながまた優勝するぞという気持ちになっています」。プロ通算100勝まで残り5勝に迫る右腕は、最優秀防御率など自身初のタイトル奪取を狙いながら、2021年もチームの先導役を担う構えだ。

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