サンズ来た!春季C序盤合流へ 矢野監督「一塁プラン」追い風、阪神助っ人4人来日

 阪神は18日、ジェリー・サンズ外野手(33)、ジョン・エドワーズ投手(33)、ジョー・ガンケル投手(29)、ジェフリー・マルテ内野手(29)が17日夜に来日したと発表した。球団によると、出国前と到着後に検査を受検し、新型コロナウイルス「陰性」を確認。隔離措置のため、18日から14日間は自宅待機となるが、打線の軸を担うサンズらのキャンプ序盤の合流が見えてきたことは朗報だ。

 朗報がもたらされた。サンズ、エドワーズ、ガンケル、マルテの4人が17日夜に無事来日。一時心配された大幅遅れは回避され、自宅待機も18日から31日までの14日間のため、キャンプ序盤に合流できる見込みだ。今季も主砲と期待されるサンズは、はやる気持ちを抑えるように意気込みを語った。

 「ここに帰ってくることができてすごくうれしいし、一日でも早くタイガースファンの皆さんの前で野球がしたいです。今年もしっかり自分の役割を果たしてチームに貢献できるように頑張ります」

 矢野監督の「サンズ一塁プラン」にも追い風だ。前日に、キャンプで臨時コーチを務める川相昌弘氏が「ファーストにミスが多いと野手の送球にプレッシャーがかかる。サインプレーに参加する機会も多い」と一塁手の重要性を力説したばかり。昨季サンズは1軍での一塁出場がゼロ。チームの守備力アップのキーマンとして、キャンプでみっちり練習時間が確保できそうだ。

 もちろん、バットの期待も大きい。昨季は110試合に出場し、打率・257、19本塁打、64打点。指揮官は「3番ロハス、4番大山、5番サンズ」の打順構想を温める。ただ韓国リーグ時代の盟友でもある新助っ人ロハスはビザを取得していないため、来日のメドが立っていない。20年韓国リーグ2冠王の来日遅れは大きな痛手となるが、日本野球に適応しているサンズの存在は心強い限りだ。

 サンズ以外の助っ人も気合十分。マルテが「またタイガースの一員として戦うことができてうれしい」とタテジマ3年目でのプレーを心待ちにすると、セットアッパーを狙うエドワーズは「今年こそは皆さんと一緒に優勝したい」とV奪回を宣言。起用法を問わず便利屋を買って出るガンケルは「コロナに負けずに力を合わせて頑張っていきましょう!」と力強く呼びかけた。

 チームは今季も外国人8人体制を継続。昨季ロッテでプレーしたチェンも14日に来日しており、助っ人の顔ぶれは球界屈指だ。コロナ禍の不安が続く中、役者はそろいつつある。

2023-11-05
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