阪神熱視線ロハス日米争奪戦 韓国リーグ2冠、メジャー悲願も条件次第で日本球団勝機

 韓国リーグの今季MVPに輝いたメル・ロハス・ジュニア外野手(30)の争奪戦が、阪神と巨人を含む日本球団と、MLB数球団の争いとなっていることが1日、複数のメジャー関係者の証言で明らかになった。

 両打ちのスラッガー、ロハスは今季、打率・349、47本塁打、135打点を記録。本塁打と打点の2冠王に輝くなど大活躍し、11月30日にMVPに選出されたばかり。韓国では昨季まで3年連続打率3割、2年連続100打点をマークしたが、これまで日本球団からのオファーはなかった。しかし、今季は圧倒的な成績を残したことで、日本のみならず、複数のメジャー球団も関心を示している状況だ。

 阪神はボーア、巨人はパーラがいずれも年俸に見合う成績を残せず、1年で退団した。日本国内では新たなパワーヒッターの獲得を目指す阪神と巨人などが、ロハスの動向に熱視線を送っている。

 ドミニカ共和国出身のロハスは、父がエクスポズなどで投手として活躍。大叔父のフェリペ・アルーやその息子たちもMLBでプレーしている。約8年のマイナー生活を経て韓国へ渡ったロハスにとってメジャーデビューは悲願だが、条件次第では日本球団にも勝機はある。

 来季のペナント争いを左右しかねない韓国MVP選手の争奪戦。阪神はメジャー、そして宿敵・巨人に負けじと、獲得へ向けて積極的に動いていく方針だ。

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