阪神・及川「先に降板して悔しい」 五回途中4失点で奥川に投げ負ける

 「フェニックス・リーグ、阪神0-4ヤクルト」(27日、都城運動公園野球場)

 先発した阪神・及川雅貴投手(19)は4回1/3を7安打4失点と6回無失点の奥川に投げ負けた。

 及川は五回途中4失点、103球で無念の降板となった。「高校BIG4」と共に称された奥川とのアマ、プロを通じて初の投げ合いは「あまり意識していなかった」というが「同級生対決で先に降板してしまったのはやっぱり悔しい」と先発の役目を果たせず、マウンドを譲る形になったことを反省した。

 初回と二回は無失点に抑えたが、三回1死一塁から宮本に右越えに先制2ランを浴びてリズムを崩した。ただ、四回以降はそれまで投じていなかったカーブを織り交ぜ、相手打線を幻惑するなど光も見いだした。

 平田2軍監督は「いい刺激になる。今の時点では奥川の方が力的に上かもしれないけど、及川のこれからの努力だから」と成長に期待。今年のラスト登板を終えた左腕。着実にスキルアップし、次は1軍で奥川と投げ合う日を目指す。

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