阪神・俊介が50%減の1600万円でサイン 減額制限超えるダウンに「やり返す」

 阪神の俊介外野手(33)が27日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸3200万円から、50%減の1600万円でサインした(金額は推定)。 減額制限(1億円以下は25%)を大きく超えるダウン提示に「やり返すというか、はい上がるしかない」と前を向いた。今季は開幕から2軍スタート。なかなか機会なく9月1日の初昇格。9試合に出場したが、8打数1安打と目立った成績を残すことができず、最降格となった。

 昨季の出場6試合に続き、2年連続で悔しい結果に「もう年齢も年齢だし、ベテランの域に入る。球団の方には力を合わせて頑張っていこうといっていただいた」と決意を新たにする。

 来季は近大の後輩で、ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21)が加入する。外野を守る可能性もあり、ライバルとなるが「負けないように頑張っていきたい。他に選手もいっぱいいるので、負けないように」と気を引き締める。野手では糸井に次ぐ年長者で、生え抜き野手では最年長。サバイバルレースを勝ち抜き、来シーズンは存在感を見せたい。

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