阪神・井上 不振脱出へ試行錯誤 平田2軍監督から「下向くな」
みやざきフェニックス・リーグでも「4番」に座り続けている井上広大外野手(19)が16日、不振脱出に向けて試行錯誤していることを明かした。
第2クールの4試合では17打席で1安打と苦しみ、「なかなかバットが出てこない」と現状を吐露した。それでも練習ではノーステップやツイスト打法を試し、「手を先に出して、センターに打つという感覚でやっています」という。「フェニックスは結果じゃないと言われているので、自分に合うものを探して、自己分析してやっていきたい」と前向きだ。
凡退時には下を向く姿もあった井上に、平田2軍監督は「阪神の4番打ってるのに、下を向くな」と奮い立たせた。宮崎での鍛錬も残りは2週間。来季の飛躍に向けてきっかけをつかんでみせる。