阪神・西純矢が六回途中2安打2失点7奪三振
「フェニックス・リーグ、西武-阪神」(8日、南郷スタジアム)
先発した阪神・西純矢投手(19)は5回2/3を2安打2失点。7つの三振を奪う快投を見せた。四球は4つ与えたが、大きく制球を乱す場面も少なく、直球と変化球をうまく組み合わせた投球だった。
初回は落ち着いた投球。西川を二ゴロに斬ると、森越、高木を連続三振に仕留めた。
二回以降は毎回走者を許すが、崩れない。特に三回は四球と二塁打で無死二、三塁のピンチを招いたが、牧野を初球で左飛。西川を空振り三振、森越を左飛に打ち取った。
五回で92球を要していたが、六回のマウンドへ。1死から川野に中前打、高木に四球を与え一、二塁とする。それでも4番・岸をこの日、7つ目の三振に斬りここで降板。球数は106球だった。
2番手の石井が連打を浴び、西純が許した2人の走者が生還。2失点となったが、次戦につながる上々の投球内容だった。