阪神ドラ5の東洋大・村上は今季最終戦もベンチ外 「上の世界でできれば」プロへ視線

東都大学野球最終戦を前に取材に応じる東洋大・村上頌樹(撮影・金田祐二)
スタンドから応援する東洋大・村上頌樹(撮影・金田祐二)
チームメートをスマホで撮影する東洋大・村上頌樹(撮影・金田祐二)
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 「東都大学野球、駒大-東洋大」(4日、神宮球場)

 阪神からドラフト5位指名を受けた村上頌樹投手=東洋大=はケガの影響で今季の最終戦もベンチを外れ、スタンドでの応援に回った。開幕戦だった9月22日の中大戦で握力の低下を理由に4回で降板。右前腕筋の肉離れと診断されて以降は戦列を離れていた。

 この日の試合前、報道陣に対応した。「いまはもう治って野球、練習させてもらっています」と自身の口から状態を説明。キャッチボールのみで投球こそ再開していないが、「万全に臨めるようにしていきたい」と新人合同自主トレに照準を合わせて調整を続けている。

 コロナ禍や故障で、大学ラストイヤーは不完全燃焼に終わった。「やっぱり投げられなくて、今もムズムズしていますし、これは次の、上の世界でできれば」。4年間で磨いた配球面などを生かし、プロの世界では即戦力として1年目からの活躍を誓った。

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