阪神・秋山が6回3失点で10勝目の権利 実現すれば自身3年ぶり
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「DeNA-阪神」(31日、横浜スタジアム)
17年以来3年ぶり2度目の2桁勝利に王手をかける阪神・秋山拓巳投手(29)が先発のマウンドに上がった。大量援護をもらった右腕は粘投を続け、6回8安打3失点。10勝目の権利を持って降板した。
初回はわずか5球で三者凡退。二回は先頭のオースティンに左中間への二塁打を打たれたが、後続を3人でピシャリと抑えた。
ただ、四回にはロペスに11号ソロ、そして六回はオースティンに20号2ランを打たれた場面もあった。その六回には2死一、三塁とさらなるピンチとなったが、細川を137キロ直球で見逃し三振に抑え、この回限りでマウンドを降りた。
現在、チームではエースの西勇が11勝を挙げている。この日、秋山が勝利投手となり、球団の2桁勝利投手が2人となると、日本人投手に限れば15年の藤浪(14勝)、能見(11勝)以来の快挙となる。7回表終了時点で13-3で阪神が10点をリードしている。