阪神ドラ3・佐藤蓮に指名あいさつ 上武大の「雑草精神」で1年目から出場目指す

矢野監督のサインが入ったドラフト会場の入場パスと今後の目標を書き記した色紙を手にする上武大・佐藤蓮=上武大学(撮影・堀内翔)
上武大学の建学の精神「雑草精神(あらくさだましい)」を前にポーズを決める佐藤蓮=(撮影・堀内翔)
指名あいさつに訪れた阪神・吉野誠スカウト(手前左)と話す上武大・佐藤蓮(中央)。右は谷口英規監督=上武大学(撮影・堀内翔)
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 阪神からドラフト3位指名を受けた佐藤蓮投手(22)=上武大=が30日、群馬県伊勢崎市の同大で畑山統括スカウト、吉野スカウトから指名あいさつを受けた。

 大学1年時からすでに150キロをマークしていた右腕。だが、1年の冬に右肘を手術し、4年秋にようやくリーグ戦デビューを果たした。

 状態が戻らず、苦悩する中で支えとなっていたのが、同大の理念「雑草精神(あらくさだましい)」だ。「雑草は踏まれても踏まれても何度も立ち上がる。自分は大学4年間けがで苦しんできた。そういう挫折があった時に諦めずに上を向いて取り組めたのは、こういう言葉があったからだと思います」と振り返った。

 身長188センチ、体重は102キロの大型右腕。「1年目からどんどん試合に出られるようにアピールしていきたい」と意気込んだ。

2023-11-05
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