「ウエスタン、阪神-中日」(29日、鳴尾浜球場)
阪神の井上広大外野手(19)が9号ソロを放った。
1点を追いかける二回。先頭で打席が回る。カウント1-1からの3球目だった。左腕・岡田の142キロ内角直球を強振。打った瞬間、それとわかる打球は左翼の防球ネット中段部に直撃した。軽快な足取りでダイヤモンドを一周。笑顔で本塁ベースを踏み、ボーア、中谷とグータッチした。
これが今季9号。9日・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)以来の一発だ。本塁打ランキングはソフトバンク・リチャードの10本に次いで、2位タイ。打点は34で3位となり、トップのリチャードを6打点差で追いかけている。