阪神・矢野監督、好投の青柳に「ほぼ完璧、素晴らしい投球」岩崎には「任せられる投手」

先発し力投する青柳(撮影・田中太一)
8回途中、降板する阪神・青柳(50)に拍手を送る矢野監督(右)=甲子園(撮影・高部洋祐)
8回、バントを処理する阪神・岩崎=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神4-1中日」(27日、甲子園球場)

 阪神は負けるか、巨人の勝利でリーグ優勝の可能性が完全に消滅する一戦で、接戦の末、勝利。貯金3とし、2位中日とのゲーム差を2とした。矢野監督は先発して勝ち星こそつかなかったが、7回0/3を6安打1失点、7奪三振で無四球の好投を披露した青柳、そして二番手でピンチを切り抜けて5勝目を挙げた岩崎を評価した。

 「いやもう、青柳がほぼ完璧というか。コントロールも良かったですし、青柳らしくゴロをたくさん打たせる素晴らしい投球でした」

 立ち上がりは先頭の大島を左前打で出塁させたが、その後はテンポの良い投球で3人で抑えた。五回までは2安打無失点の好投。1点リードの六回、無死から木下に中越え三塁打を浴び、大島に中前適時打を打たれ同点とされたが、その後は切り抜けて最少失点で抑えた。

 「内容はしっかりしてきたよね。たまたまっていうよりはしっかり、こういうふうに抑えていこうっていうのはありながら、それができている回数の打ち取り方が多いんでね。相手も絞りにくくなるし。ワンパターンというかひとつのパターンだけじゃない抑え方だったんで。中身もすごく良かったんじゃないかなと思います」と絶賛した。

 青柳は八回は無死から木下に中前打を打たれたところで降板した。矢野監督は二番手に岩崎を起用。2死一、三塁とされたが、阿部を中飛に抑えた。

 岩崎については「出した時点で任せられる投手なんで、期待通り投げてくれています」と語り、「経験も十分に優はあるし、右左も、一応左で出すパターンは多いんだけど、あまり関係ないのでね。状況もバッターもいろんなことを含めてピッチングできるピッチャーなのでね。あとは任せるしかないかなと思っています」と絶大な信頼を口にした。

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