阪神、近本が決勝2点三塁打 青柳は7回0/3を1失点の好投 2位中日と2差

 「阪神4-1中日」(27日、甲子園球場)

 阪神が負けるか、巨人の勝利で矢野阪神のリーグ優勝の可能性が完全に消滅する一戦。接戦の末、勝利をつかみとった。貯金3とし、2位中日とのゲーム差を2とした。

 打線は二回、先頭の木浪がカウント1-1から中日の先発・福谷が投じた内角のスライダーをコンパクトに振り抜き、右翼席ポール際へ運ぶ先制ソロ。コロナ騒動で一時期1軍を離れていたが、10月25日に1軍登録。復帰2戦目で、7月28日のヤクルト戦(神宮)以来となる今季3号を放った。

 木浪に一発がでたものの、拙攻の連続だった。初回2死満塁、二回は木浪のソロのあとの2死一、三塁、三回2死一、二塁、五回1死一、三塁と何度も好機をつかみながらあと一本が出ず、五回までに9残塁を記録した。

 同点で迎えた八回だった。ラッキーな形で勝ち越しに成功した。この回から登板した中日2番手・福に対し、2つの失策で2死二、三塁の思わぬ好機を得ると、近本の一打は右前にふらふらと上がった打球。これを右翼・滝野の出足が遅れ、捕球しきれずにボールが転々、2点三塁打となった。続く糸原も投手強襲の適時打を放ち、福から3点をもぎ取った。

 中5日で先発した青柳は五回まで2安打無失点の好投。だが六回、無死から木下に中越え三塁打を浴び、大島の中前適時打で同点とされた。八回、無死から木下拓に中前打を打たれたところで降板。8勝目はつかなかったが、7回0/3を被安打6、7奪三振の好投だった。

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