阪神・矢野監督「100点」ドラフト総括 1位と3位の「“ダブル佐藤”でデカい」
「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)
ドラフト会議を終えて、阪神は1位に近大の佐藤輝明内野手を4球団競合の末引き当てるなど支配下選手8人、育成選手1人の計9人を指名した。矢野監督は「俺の中では100点に近いと思っています」と総括した。支配下選手に対して矢野監督はそれぞれの評価を明かした。
ドラフト1位・佐藤輝明内野手(近大)
「やっぱりスケールの大きいバッターって毎年毎年出てくるものじゃないんでね。そういうところでは、そのスケールの大きさと身体能力、内野も外野もできる。総合力も高いというところで」
2位・伊藤将司投手(JR東日本)
「1年目からローテーションを争うところにきてほしいなという期待のピッチャー」
3位・佐藤蓮投手(上武大)
「すごいポテンシャルを感じるし。変化球もうまく投げているんでね。本当にほしいピッチャーだった。そういうところで獲れたというのはすごく楽しみが多い。これまたスケールが大きい。(1位・佐藤輝明と)ダブル佐藤でデカいと思う」
4位・栄枝裕貴捕手(立命館大)
「総合力を持ち合わせている選手だと思うし。キャッチャーはまず守りが大事になってくるところなんだけど、そういう部分でもしっかりしたモノがあるし。梅野とかを脅かす存在になれると思う」
5位・村上頌樹投手(東洋大)
「ケガして評価が分かれたと思うんだけど、俺はすごくピッチングができるピッチャー(だと思う)。遅いカーブも投げられるし、コーナーにもしっかり投げられる。勝ち運も持っているピッチャーなんかなというところで取らせてもらった」
6位・中野拓夢内野手(三菱自動車岡崎)
「総合力がしっかりある。足も守備もバッティングも。スタメンで使えるくらいの競争能力は持ち合わせているのかな、というところで。引っ張る打撃もできる」
7位・高寺望夢内野手(上田西)
「将来性はもちろん期待しているし、センス、能力は高いと思う。去年遠藤とったり、小幡もとったりしているけれど、みんなの刺激になってくれる選手、という感じかな」
8位・石井大智投手(四国ILp高知)
「体はそんなに大きくないが上からしっかり投げきれる。変化球も器用に投げられている」