阪神4位の栄枝 大目標は古田「立命大の後輩として超えるような選手に」
「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)
阪神・4位の立命大・栄枝(さかえだ)裕貴捕手(22)は、京都市内の同大衣笠キャンパスで後藤昇監督(60)、本郷信紹部長(62)とともに記者会見した。栄枝は「12球団で一番ファンと選手が熱いと思う。すごく熱いチーム」と目を輝かせた。
高知高では甲子園に届かなかったが、大学進学後は1年秋からリーグ戦に出場。強肩を生かした守備力は高く評価され、昨秋から大学日本代表候補にも名を連ねた。立命大の捕手の大先輩には、元ヤクルトの古田敦也氏がおり、「古田さんがプレーしているところは子どもの頃でも見たことがないけど、首位打者もとられて、盗塁阻止率も6割超えとすごい記録を残されている。立命大の後輩として古田さんの数字を超えられるような選手になれたらいいと思う」と大きな目標を掲げた。
また、現役選手では「梅野さんが目標」とチームの先輩になる存在を挙げた。自身の武器である強肩に加え、「梅野選手はスローイングもバッティングもよくて、攻守ともにバランスがとれている。守れるだけじゃなくバランスのよい捕手を目指している」と話していた。