阪神 逆転負けで3位転落危機…大山セ界トップ26号、藤浪の161キロに希望の光

 1回、先制3ランを放ち生還する大山(撮影・山口登)
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 「中日4-2阪神」(13日、ナゴヤドーム)

 阪神は逆転負けで、3位中日とのゲーム差は0・5となった。大山のリーグ単独トップ26号アーチ、藤浪の自己最速161キロなど、見どころ満載だったが痛恨の1敗を喫した。

 先取点を奪ったのは阪神だった。初回1死三塁から4番大山が26号2ラン。勝野の初球146キロを強振。打球は高々と舞い上がり、左翼席に着弾した。2試合連続の一発で巨人・岡本を抜き、初めて単独トップに立った。

 「初回に先制点を取ってチームを勢いづけたかった中でうまく打つことができましたし、先制点を取ることができて良かったです」

 しかし、先発・高橋が4回5安打3失点と誤算だった。2-0で迎えた初回、ビシエドの右中間二塁打などで2失点。三回にはアルモンテの中前二塁打で勝ち越しを許した。

 2-3の五回からコロナ禍で離脱していた岩貞が1軍復帰登板。だが2死二塁からビシエドに左翼線へ適時二塁打を浴びた。

 2-4の七回には藤浪が球団最速タイとなる自己最速161キロをたたきだした。先頭・大島の3球目に160キロを計測すると、4球目159キロで遊ゴロ。続く京田も159キロで遊ゴロに抑えた。ハイライトはアルモンテの打席だ。4球目の外角に外れた1球が161キロを計測し、4187人のナゴヤドームがどよめいた。最後はカットボールで空振り三振に斬った。

 試合前、矢野監督は今夏の広島遠征中に球団へ事前申請して許可を得ていたが、内規を超える大人数での外食をしていたことが明らかになった件で世間を騒がせたことを「自分自身の甘さと認識の甘さというのがあった。申し訳ないと思っています」と謝罪。また、藤原オーナーが来季の続投を要請する方針を固めていることに対して「しっかり応えたいと思っている」と要請受諾に前向きな姿勢を示していたが、現実は厳しかった。

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