阪神・矢野監督が続投要請方針に前向き「その気持ちに応えたいって気持ちは強い」

 阪神の矢野燿大監督(51)が13日の中日戦の練習前に代表取材に応じ、藤原崇起オーナー(68)が来季の続投を要請する方針を固めていることに対して「そりゃ、しっかり応えたいっていう思いはある」などと要請受諾に前向きな姿勢を示した。

 来季が3年契約の3年目となる矢野監督は「いつもオーナーが来ていただいても、すごく背中を押してもらうようなこと言ってもらっている。やっぱりその気持ちに応えたいって気持ちは強い」とオーナーの続投要請を意気に感じている。

 もちろん正式な要請はシーズンが終了してからになる。「今からのことも来年につながっているからね」と話した指揮官は「うちはまだまだ成長していかないとだめなチームだと思う。エラーの数も多いし、作戦のミスだったり、俺の采配も含めていろんなことがある。でも、挑戦して全員でやっていくというところは一番大事にしたいので、そこをしっかりやり切るように一試合一試合を積み重ねていきたいなと思っています」と残りの試合を戦い抜き、来季へつなげていくことを誓った。

 矢野監督は就任1年目は3位。今季も首位・巨人に12・5ゲーム差ながら、現在2位につけている。一方で巨人戦でここまで6勝14敗と大きく負け越し、昨年に続いて今季の67失策も12球団ワースト。球団は課題克服と05年以来のリーグ制覇を信じ、2021年も矢野監督に指揮権を託す方針だ。

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