阪神・藤原オーナー 社長辞任に「一人一人が自覚をしっかりと持ち直す必要がある」

 阪神の揚塩健治球団社長(60)が9日に辞任を発表したことを受け、藤原崇起球団オーナー(68)が同日、代表取材に応じた。

 揚塩社長からの辞任申し出を了承したことについて「コロナというよりも、(大量の選手が)戦列を離脱するという(事態を招いた)ことで。今までのことも含めて、いろいろ考えたけれど辞任したいという話を受けました」と経緯を明かし、「彼はみなさんもご承知かと思いますけど、かなり一途でずっとやるというタイプ。いろいろ話はいたしましたけれど、これはもうやむなしと思い承認いたしました」と説明した。

 一連のコロナ騒動については「最近でいうと、PCR検査も順番にクリアしながらやってきた中で、気の緩みというのですかね、そういうのもあったのかなと。そういうふうには思います」と分析。「一人、一人がチームの中でどういう役割をするか。こういう自覚をしっかりと持ち直す必要がある。それを再確認してもらうように、強く要請したい。自分を律するというのは大変なことだし、いろんなことを我慢せないかん。だけど、それを持続してこそ初めてプロとしてのことが、チームとしてできてくる」と球団内部の“引き締め”を願った。

 揚塩社長の後任については「12月1日までには決めます。今から考えます」とだけ話し、「しっかりとこのチームのいろんな状況、阪神球団としての状況もございますので、それも含めてしっかりと考えたい。いろんな条件を今から自分なりに洗い直すということになってきますし」とした。

2023-11-05
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