阪神・西勇は8回1失点の力投で8勝目の権利 球団35年ぶりG戦連続完封は逃す

 8回、吉川尚を空振り三振に仕留め、ほえる阪神・西勇=甲子園(撮影・北村雅宏)
 8回、阪神・西は巨人・吉川尚を空振り三振に打ち取りガッツポーズ(撮影・山口登)
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 「阪神-巨人」(2日、甲子園球場)

 阪神の西勇輝投手(29)が8回を投げ、5安打1失点で2点のリードを守って降板。8勝目(4敗)の権利を手にしてマウンドを譲った。

 巨人とのカード初戦に先発した西勇は初回、1死から松原に中前打を許す。続く坂本にも中前打を浴び、1死一、二塁。いきなり得点圏に走者を背負った。だが、ここで続く4番・岡本を初球、チェンジアップ引っ掛けさせ、三ゴロ併殺でピンチを切り抜けた。

 先頭の吉川尚を見逃し三振に抑えた時点で、プロ通算1500投球回に到達。史上179人目の記録達成となった。初回のピンチを切り抜けると、二回以降は巨人打線を寄せ付けない投球。この回、1死から大城、ウィーラーを連続三振に斬ると、四回にも松原、坂本を連続三振に抑えた。

 五回~七回までいずれも、3者凡退に抑える投球。球団では1985年のゲイル以来、35年ぶり巨人戦連続完封が見えてきた中で八回、ウィーラーにソロ本塁打を浴びた。惜しくも快挙達成はならなかったが、最少失点に抑える熱投で巨人打線を封じた。

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