阪神2軍 ドラ3及川は3回1失点 苦しい立ち上がりも修正能力を発揮
「ウエスタン、広島-阪神」(2日、由宇球場)
腰の張りを訴えていた阪神ドラフト3位・及川雅貴投手(19)=横浜=が先発のマウンドに上がり、3回3安打1失点。公式戦では7月29日の同ソフトバンク戦(タマスタ筑後)以来となるスターターだったが力投した。
苦しい立ち上がりだったが、最少失点でしのいだ。先頭の宇草に四球を与えた後、羽月、高橋大、正随に3連打を浴び、先制点を許した。だが、修正能力の高さを発揮した。
続く小園を左飛に打ち取ると、石原貴を三ゴロ併殺打に打ち取り、追加点は与えなかった。
二回以降は立ち直りを見せ、三回まで三者凡退を継続させた。中でも三回1死走者なしで対戦した羽月への外角直球での見逃し三振は圧巻だった。
実戦復帰以降は1回、2回、3回と着実にステップアップしている。次回は5回前後の登板が見込まれる左腕だが、この日出た課題の修正を図り、次回は無失点投球を目指していく。