阪神・矢野監督 160キロ連発の剛球右腕に「新たな藤浪」

8回、160キロ連発で無失点。甲子園を沸かせた藤浪(撮影・田中太一)
8回、中日・木下拓哉を二ゴロに打ち取り、声を出す阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・北村雅宏)
8回、無失点に抑え、ベンチで拳を突き上げる阪神・藤浪(19)=甲子園(撮影・北村雅宏)
3枚

 「阪神2-0中日」(1日、甲子園球場)

 阪神・藤浪は自己最速タイとなる160キロを連発し、今季2ホールド目を挙げた。

 2点リードの七回。まずは先頭・堂上をカットボールで空振り三振に斬った。続く木下への2球目。高めの真っすぐは160キロを計測。バットに空を切らせた。さらに3球目も160キロ。北條の好守にも助けられ二ゴロに斬った。

 さらに代打・井領への初球、3球目、4球目と160キロを連発。スタンドからはどよめきが起こった。最後は空振り三振に斬った右腕。この日は計5球、160キロを投げ込んだ。

 矢野監督は「晋太郎(藤浪)が投げると球場のムードも上がる」と評価。ベンチで笑顔を見せた藤浪の表情に「短いイニングでプレッシャーがかかる中で、仕事ができたという満足感があっての、そういう表情になるのかなと思います」と話した。

 それでも「1回2回で変わるものじゃないし、それできっかけをつかむことはあると思うんだけど」と指揮官は気を引き締めた。

 今後に向けて「もっともっとこういうことを積みかさねていけば、新たな藤浪っていうのが出てきてくれるんじゃないかな」と期待した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス