阪神チームスタッフ1人が新たに新型コロナ陽性 合計で9人目
阪神は30日、新たに1軍チームスタッフ1人(スタッフD)が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。9月末から阪神のコロナ感染者は選手、スタッフ合計9人目となった。
球団は29日にスタッフCが陽性判定を受けたことを受け、30日に同部門の1軍スタッフ数名に、西宮市内の病院で核酸増幅法による検査を実施した。
検査の結果、スタッフDが新型コロナウイルス「陽性」と判定された。現在は自宅隔離中。朝は無症状だったが、昼の検温で37・5度の発熱症状が確認され、保健所から指示を待っている。
また、球団は管轄の保健所に行動履歴および接触状況を報告し、濃厚接触者に該当する関係者はいないと判定された。日本野球機構および専門家チーム、この日対戦する中日と相談し、予定通りチーム活動を続けることを決めた。
阪神は24日に浜地がPCR検査で陽性判定を受けた。球団は1、2軍の首脳陣、選手、スタッフ147人にPCR検査を実施。陽川、糸原、岩貞、馬場、スタッフA、スタッフBの計7人が陽性判定を受けた。29日には新たにスタッフCの感染が判明していた。
スタッフDの陽性が判明したことで感染者9人、濃厚接触者が2人(岩崎、小川)、球団独自で認定した濃厚接触者が4人(福留、江越、小林、木浪)となった。
◆スタッフDの行動履歴
▽9月28日 東京から帰阪し、帰宅。帰宅後、夕方に自宅近くのスーパーにて日用品の買い出し。
▽9月29日 中日戦(甲子園)に帯同。自宅と甲子園の往復以外での外出は無し。
(症状発症から48時間前以降の記録。いずれも行動中はマスクを着用)