阪神・大山が低空飛行弾 糸井「あれを入れるのはすごい成長」矢野監督「自信にして」

6回、ソロを放つ大山(撮影・田中太一)
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 「阪神7-3中日」(29日、甲子園球場)

 阪神の大山が22号ソロ。リーグトップの巨人・岡本に1本差と迫る一発で勝利を決定づけた。

 2点リードで迎えた六回無死。カウント3ボール1ストライクから藤嶋の外角高めへの145キロ直球を捉えた。低空飛行で飛んだ弾丸ライナーの打球はバックスクリーン左に突き刺さった。

 お立ち台で「ちょっと弾道が低かったのでフェンスに当たらずにいってくれと思って走っていました」と振り返った。お立ち台に並んだ糸井からは「すごい低い弾道で、あれを入れるのはすごい成長だと思います。ナイスバッティング」と絶賛されたほどだった。

 試合後、矢野監督は「すごい低い打球だったのでまさかホームランいかないと思ったんですけど。どんどん自信にしてもらって、高いところに目標あると思うので、チームのために自分のためにやってもらいたいです」と目を細めた。

 大山が「追加点が欲しかったのでまずは塁に出ることを考えていましたし、結果的にホームランで追加点がとれたのでよかったです」という一打は18日・中日戦9試合ぶりの一発。1差に迫った本塁打王争いについて問われると「まずはしっかり頑張ります」前を見据えた。

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