文字サイズ

阪神・高橋、フル回転や いざ13連戦先陣「長いイニングを」連続中5日で3登板も

 13連戦先陣を切り、29日中日戦(甲子園)に先発する阪神・高橋遥人投手(24)が28日、甲子園での投手指名練習に参加し、プロ初完投へ意欲を示した。新型コロナウイルス感染の影響で岩崎ら中継ぎ陣を欠くだけに、長い回を投げブルペンを楽にする覚悟だ。また13連戦中には中5日で3度先発する可能性もある左腕。初戦白星から勢いをつけ、コロナショックを振り払う。

 秋晴れの下、高橋は爽やかな汗を流した。キャッチボール、ショートダッシュなどで体を動かし、29日・中日戦へ準備万全。13連戦の初陣を切る自覚も十分だ。プロ3年目での初完投も視野に入れる。

 「いつもできるだけ長いイニングを投げることを意識していますが、13連戦の初戦なのでいつもより特に強い意識を持って投げたいです」

 チーム屈指の竜狩りの達人だ。今季は8月25日に甲子園で対戦。8回6安打1失点に抑え、2勝目を飾った。通算でも5試合で2勝0敗、防御率0・92の好相性だが、左腕には慢心も気負いもない。涼しい顔で言う。

 「常に意識していることですが、相手どうこうではなく、先頭バッターを出さない、ランナーを背負ってからも粘る、そういう意識を持って明日も投げたいと思います」

 チームは前代未聞の危機に陥っている。新型コロナウイルスの集団感染に見舞われ、ここまでブルペンを支えてきた岩貞、馬場が離脱。セットアッパー岩崎、ルーキー小川も濃厚接触者と認定され、チームを離れた。ガンケルも先発に配置転換されている。ブルペンが手薄な状況下だけに、若き左腕にかかる期待は大きくなる。

 高橋も勝利に飢えている。今季は7試合中4試合が巨人戦というハードな登板が続いた。好投してもなかなか白星に結びつかず、リズムが崩れた。3試合登板で2勝した8月の快進撃から一転して、9月は4試合で0勝2敗、防御率3・75。約1カ月ぶり、そして5試合ぶりの白星を良薬に、流れを変えるつもりだ。

 「9月に入って一度も勝てていない。4試合投げて(チームは)2勝2敗なので、勝ち星が付けばうれしいですが、まずは13連戦の頭をしっかりチームが勝てるように粘りの投球をしたいと思います」

 13連戦中に中5日で回れば3度先発登板する可能性もあるが、「まずは明日なので、明日しっかりいい投球ができるよう頑張ります」と集中する。29日に勝てば、チームは3カ月連続月間勝ち越しも決まる。左腕の好投で弾みを付け、コロナショックを乗り越える。

関連ニュース

    編集者のオススメ記事

    阪神タイガース最新ニュース

    もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス