7年ぶり中継ぎで阪神・藤浪「あの1球が悔やまれます」村上に特大勝ち越し弾

6回、村上にソロを浴びがっくりの阪神・藤浪(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト-阪神」(26日、神宮球場)

 阪神の藤浪が村上に特大弾を浴びた。五回に2番手として登板。五回は2奪三振を奪うなど無失点で切り抜けたが、六回先頭の村上に高めの152キロ直球を完璧に捉えられた。

 打球はバックスクリーンに悠々と届く特大の勝ち越し18号ソロ。ヤクルトに1点をリードされた一発を「慣れない中継ぎ登板でしたけど、ボール自体は悪くなかったと思うだけに、村上選手へのあの浮いてしまった1球が悔やまれます」と振り返った。

 後続を打ち取った藤浪は次のイニングで代打を送られ、2回1失点で降板。デビュー1年目の2013年4月7日・広島戦(マツダ=2回1失点)以来、7年ぶりの中継ぎ登板については「CSや昨年フェニックスリーグでも経験していて、まったくの初めてというわけではないので、試合に入っていけたとは思います」と話した。

 藤浪は浜地のコロナウイルス感染を受けて中止となった25日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ球場)で先発予定だったが、1軍選手の大量登録抹消を受けて、同日午後に急きょ、昇格が決まった。

 阪神は29日の中日戦(甲子園)から13連戦を予定。藤浪はこの日の登板を経て、連戦中の先発マウンドに上がる可能性が高い。

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