阪神完敗 12球団最多、今季9度目の完封負け 青柳が6敗目

9回、ボーアが空振り三振に倒れ、ゲームセット
6回、荒木の二盗アウトの判定にリクエストする矢野監督(中央)(左手前は空振り三振に倒れ、ベンチに戻る近本)
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 「阪神0-4DeNA」(23日、甲子園球場)

 阪神はDeNAに敗れた。12球団最多となる今季9度目の完封負け。今季最多の貯金4とはならず、同一カード3連勝も逃した。甲子園で9戦負けなしの先発・青柳が19年8月28日・中日戦以来となる聖地での黒星を喫した。

 右腕は粘りの投球だった。6回2安打1失点。走者を許しながらも5回までは無失点投球だった。ただ六回、先頭・オースティンを四球で歩かせ、続く佐野に右前打で一、三塁。宮崎の三ゴロ併殺崩れの間に許した唯一の失点が悔やまれる。

 七回に2番手で登板したエドワーズが誤算だった。安打と四球で無死一、二塁とするとソトに3ランを浴び、今季初失点。21、22日と無失点リレーを続けてきた中継ぎ陣だったが、この日はリードを広げられた。

 打線は相手先発・上茶谷の前に沈黙。3度、先頭打者が出塁したが、後続がつながらなかった。5番・大山が猛打賞と気を吐いたが4番・サンズ、6番・ボーアの両助っ人が振るわなかった。

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