阪神 聖地1万1384人へ矢野ガッツ!ファンの影響力再認識「声援いつもと違う」

 拳をにぎりファンにあいさつへ向かう矢野監督 
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 「阪神5-3DeNA」(21日、甲子園球場)

 阪神は拍手や声援が大きな後押しとなった。入場者数緩和後、甲子園で初めて行われた公式戦。一、三塁のアルプス席が開放され、今季最多の1万1384人が詰めかけた。矢野監督は改めてファンの存在の大きさを感じ取った。

 「やっぱり違うね。サンズがタイムリー打った時の声援とか。ファンの前で一緒のユニホームで(戦う)というのは、僕らもファンの皆さんも全然違う」

 ファンは選手のワンプレーに一喜一憂した。初回に先制適時打を放ったサンズは、二回に守備位置へ向かうと、左翼席へ何度も帽子を取った。ボーアは本塁打後の七回の守備前に、大きな盛り上がりを見せる一塁アルプスへ手を振った。心地よく、懐かしくもある雰囲気が逆転勝ちを彩った。

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