【岡田彰布氏の眼】あと1イニングあっても…首脳陣は阪神・岩田をどう評価するか

 「阪神5-3DeNA」(21日、甲子園球場)

 阪神・岩田は5回3失点という評価が難しい結果となってしまった。ボール自体はよかったし、2点を失った五回は本人の1点もやりたくない気持ちと、バントシフトの指示などディフェンス面でかみ合わない部分もあったように思う。

 岩田自身は相当、この登板に気持ちを入れていたと思う。その姿を見せていたと思うし、2点を追う五回の打席が回ってきたところで代打・荒木を告げるのであれば、岩田に送りバントをさせて続投でもよかったと思う。

 今季の戦いぶりを見ていると、ビジターでは違うが、ホームであれば5回1点差ならOK。逆転できる力が打線にはある。そして次の13連戦を見据えれば岩田が先発として使えるか否かをベンチは判断しなければいけないし、本人にとっても次につながる結果がほしかったはずだ。

 5回3失点と6回3失点は大きく違う。残り41試合、チームには最後まで巨人と争う姿を見せてほしい。そのための“あと1イニング”が、岩田にあってもよかったのではないだろうか。

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