阪神・長坂 2年連続シーズン初打席弾!昨季6・1以来のプロ2号

 2ランを放った長坂はナインに迎えられ笑顔を見せる
3枚

 「中日4-2阪神」(20日、ナゴヤドーム)

 敗戦に笑顔はない。ただ、確かな手応えをつかみ、存在感を示した。唯一、敵地を沸かせた阪神・長坂のひと振り。歓声と拍手が起こる中、堂々とダイヤモンドを一周した。

 3点を追う三回。無死一塁で矢野監督から代打が告げられた。カウント1-1からの3球目、ファウルゾーンに打ち上げたが、捕手・木下拓が落球。その後、中日先発・松葉の141キロ直球をコンパクトなスイングで捉えて左翼席最前列に運んだ。

 2年連続シーズン初打席本塁打となる1号2ラン。「今シーズン初打席だったので、藤井コーチに『とにかく思い切って振ってこい!』と言われた。思い切って振った結果がホームランになりました。昨年に続き1打席目でホームランを打つことができて良かったです」。昨季6月1日・広島戦(マツダ)以来となるプロ2号を興奮気味に振り返った。

 3点を先制された直後、一時は1点差に詰め寄った一発。矢野監督は「本当に必死にやっている結果がね、つながっているし。本当に素晴らしいバッティングをしてくれた」と褒めた。

 梅野が離脱したことによって訪れたチャンス。昨季は本塁打を放った1打席のみに終わったが、今季こそ1軍で生き残るために持てる力を全て出し切る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス