阪神・ボーア、鬼門突破へ変身だ 東京D23打席無安打「何かを変えてやっていこう」

 阪神のジャスティン・ボーア内野手(32)が14日、鬼門突破へ変身を予告した。チームは東京ドームで今季6戦全敗。ボーア自身も狭いドームで23打席無安打だが「チームが勝てていないだけでなく、自分も打てていない。何かを変えてやっていこうと思っているよ」。沈黙のままで終われない。

 調子は上昇気配だ。8月26日・中日戦(甲子園)で放った11、12号を最後にアーチからは遠ざかるが、13日・広島戦(甲子園)はミートに徹して3安打2打点と大暴れ。そろそろ東京ドームでも、スタンドインの予感だ。

 頼みの4番サンズも実は東京ドームで精彩を欠く。3試合で12打席無安打。前回は屈辱の3試合連続完封負けを喫しただけに、チャンスで“得点圏の鬼”と化したい。

 残り48試合。ボーアは「巨人は勝ち続けて独走している。それも野球だけど、自分たちができることをやって、少しずつ優勝に近づいていけたらいい」と力こぶを作る。東京の虎党へ、「ファイアボール」と「ハッピーハンズ」を届けたい。

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