阪神・陽川、バナナパワーで値千金弾「今までで一番感触良かった」

お立ち台で笑顔を見せる阪神・陽川(右)とスアレス=甲子園(撮影・立川洋一郎)
3枚

 「阪神7-6広島」(13日、甲子園球場)

 阪神・陽川尚将内野手から決勝の3号ソロが生まれ、チームを4連勝へと導いた。甲子園でお立ち台に立ったヒーローは「最高の気分です」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 値千金の一発が飛び出したのは八回2死走者なし。塹江の148キロ直球を完璧に捉えた打球は、バックスクリーン右へと着弾。4967人のファンがどっと沸いた。本人も納得の表情を浮かべ「今までのホームランの中で一番感触は良かったんじゃないかなと思います」と自画自賛の一発だった。

 お立ち台ではある秘密を明かした。「今日は途中から出る前にバナナを食べたので、それが力の源になったと思います」。ベンチスタートだったが、試合出場前にバナナを食した陽川。それを力に変えて、最高の本塁打を生み出した。

 本塁打を打った後、ベンチでは江越からバナナをもらったが、「食べたので、いらないかなと思いました」とバッサリ。これには球場の虎党たちからも笑い声が飛んだ。

 15日からは首位・巨人との決戦を東京ドームで迎える。ファンに力強く宣言した。「あさっても勝つバイ!」。これまでやり込められている巨人に屈辱を晴らす一発を放ち、チームを勝利に導く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス