阪神・藤浪の課題 被安打5は全て直球 14勝した15年から被打率悪化

4回、藤浪は長野に四球を与えグラウンドにしゃがみ込む(撮影・山口登)
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 「阪神7-6広島」(13日、甲子園球場)

 阪神・藤浪の課題が浮き彫りとなった。この日は3回1/3を5安打5失点。四球は2つ。安打されたのは全て直球だった。

 【内訳】

 初回 大盛 右前打 153キロ

 初回 鈴木誠 左越え本塁打 154キロ

 二回 曽根 左越え二塁打 152キロ

 四回 坂倉 右前打 153キロ

 四回 曽根 中前打153キロ 

 この日、直球の最速は155キロ。二回以降はカットボールなど変化球の割合を増やし、2イニング連続無失点に抑えたが、四回はカウント球に狙った直球を痛打された。

 試合前時点で直球被打率は・350。14勝を挙げた15年は同・227だった。かつて打者をねじ伏せた直球の精度が完全復活の鍵となりそうだ。(データは共同通信デジタル)

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