阪神・西勇「自分が長いイニングを投げないと」使命感を胸に完封

完封勝利を飾りガッツポーズする阪神・西勇=甲子園(撮影・飯室逸平)
完封での勝利にガッツポーズで梅野とともに喜ぶ阪神・西勇=甲子園(撮影・飯室逸平)
5回、野手陣に声をかける阪神・西勇=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神4-0広島」

(11日、甲子園球場)

 阪神・西勇輝投手(29)が9回4安打無失点の快投を演じ、今季初完封勝利を挙げた。6勝目となり、お立ち台では満面の笑みを浮かべた。

 「朝から、横浜から移動して中継ぎの方だったり、野手の方の頑張っている姿を見ると、自分が長いイニング投げないとと使命を感じました。コーチが完投行ってくれと言っていたので、宣言通り無事行けて良かった」

 抜群の安定感で投げ進めた。三回までは無安打投球。四回には長野にチーム初安打を許すも、この回だけで3奪三振をマークするなど、エンジン全開。最後までネジが緩まなかった西勇は112球の熱投を披露し、19年4月7日・広島戦(マツダ)以来の完封勝利となった。

 いつも以上にアクションが大きかった理由を報道陣から問われた西勇は「(チームを)引っ張っていく意味では体現しないといけないですし、本当に味方のいいプレーが出たので、リズム良く出来たというのが一番ですね」と振り返っていた。

 矢野監督も「やっぱり西がね、本当に最後まで投げてくれてしかも完封。中継ぎも登板が多かったんで、みんな休めて勝てたっていうのは本当に大きいですね」と最敬礼した。

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