阪神・矢野監督、先発・斎藤に「粘れた」次回については「まあちょっと、様子見る」
「DeNA7-8阪神」(10日、横浜スタジアム)
阪神・矢野燿大監督は、プロ初先発し3回3安打2失点だった斎藤友貴哉投手(25)の次回先発に関して「まあちょっと、様子みる」と明言を避けた。
2点の援護をもらった直後の三回に斎藤が2失点した背景を振り返り「(2失点でしのいだのは)それはでかいよ。だから、まるっきりダメとかそういうわけではない。ファームでやってきたことと、2軍と1軍の打者のレベルの違いというところでね」と評した。
プラスの点としては「粘れたというところ」と挙げ、マイナスの点には「どうしても細かい制球で勝負するじゃないにしても、四球を減らす必要がある」と課題を言及した。
15日・巨人戦(東京ドーム)を皮切りに、9連戦が始まる。ファームでは中田が9日のウエスタン・オリックス戦(オセアンBS)で6回無失点、10日の同戦は岩田が5回無安打無失点投球とベテラン組が存在感を増している。好調な投手との兼ね合いを考慮しながら、次回の先発投手が決まることにもなりそうだ。