阪神・矢野監督、藤浪の足引っ張った2失策にも「使っているんだから、俺の責任」

5回、投手交代のためベンチを出る阪神・矢野燿大監督。左は阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神2-11巨人」(5日、甲子園球場)

 降雨のため試合開始予定時刻より1時間2分遅れで始まった伝統の一戦。阪神が巨人に大敗し連勝は「2」でストップ。これで首位・巨人とのゲーム差は再び7・5に広がった。

 先発した藤浪は4回2/3を9安打、6四球、球団史上1人の投手によるワースト記録となる11失点。2失策と野手も足を引っ張った。三回は1死一塁から亀井の中前打を近本が後逸しピンチ拡大。五回は2死満塁から松原の二ゴロを小幡が一塁悪送球し2点を失った。今季ここまで両リーグワーストの48個目の失策となった。

 矢野監督は「次に向かってみんな上手くなろうというふうにコーチも選手もやっている中で、そのエラーが出たというのは俺の責任だし。いつも言うように、それをとがめて、俺が『何してんだ、お前』っていうことで、選手が自発的に動けるのかっていうと、俺はそういう考えはないから」と選手に非を求めなかった。

 「俺の中では次に向かって、うまくなるためにチャレンジすることの方が大事。だってまだ2年目の選手やん。エラーせんほうがええけど、それはエラーも出るわ。それを使っているんだから、それは俺の責任だよ」と起用した自身に責任を求めた。

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