阪神ガルシア 6回2失点の力投も援護に恵まれず 3勝目お預け

2回、ヤクルト・村上に三塁打を打たれ首をひねる阪神・ガルシア
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 「阪神-ヤクルト」(2日、甲子園球場)

 前回8月26日・中日戦で甲子園での先発初白星をつかんだ阪神・オネルキ・ガルシア投手(31)。聖地連勝を狙ったが、達成することはできなかった。

 立ち上がりは三者凡退。だが、続く二回。先頭の村上に中越え三塁打を浴びた後、塩見の二ゴロの間に生還され、あっさり先制点を許してしまった。

 三回は失策から流れが変わってしまった。1死から坂口が遊撃方向にゴロを放ったが、これを遊撃・木浪が失策。その後1死一、二塁となり山田哲の中前適時打が飛び出し、2点目を奪われた。

 四回以降はエンジンもかかってきたか、テンポ良くアウトを刻んでいき、打たせた安打はわずかに1本。五回と六回は三者凡退に抑えた。序盤に失点を重ねたことは悔しいが、6回5安打2失点、5奪三振。107球を投げ、先発投手としての役割は果たした。六回裏に代打・俊介が送られ、降板となった。

 打線も遅球を操るアンダースローの山中相手に六回終了時点で2安打とかなり苦しめられており、援護点はなかった。

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