阪神・矢野監督 球児引退「寂しい」「伝説になるピッチャー」

試合前、ナインの練習を見守る阪神・矢野燿大監督(中央)=甲子園(撮影・高部洋祐)
2020年春季キャンプで、藤川(手前)の投球を見守る矢野監督
2010年、矢野が引退試合で藤川と涙の握手を交わす
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 阪神の矢野燿大監督(51)が1日、今季限りでの現役引退を発表した阪神・藤川球児投手(40)をねぎらった。

 2日前に報告を受けたことを明かし、話もしたという。

 「やっぱり複雑な、もちろん寂しいなっていう部分も最初にあって。球児自身いろいろ考え、悩み、また体とも相談した結果、そういうふうな(決断になって)ね。いろいろな感情があります」

 現役時代にはバッテリーを組み、2005年のリーグ優勝などに貢献。「僕はバッテリーも1番組んできたキャッチャーだと思う」と話し、「分かっていても打てないストレート、本当に魔球だと思っていました。あの時代にストレートで『行くぞ』っていって、いいバッターがみんな打てないんですから。近い将来、伝説になるピッチャーを受けられて、ストレートを一番多く受けたというのは誇りです」と称えた。

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