阪神・藤浪 上々の立ち上がり 振り逃げ許すも初回2三振奪う
「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム)
阪神の先発・藤浪晋太郎投手が初回から2三振を奪う上々の立ち上がりを見せた。
先頭・野間はフルカウントからの6球目、153キロの内角直球で空振り三振。
2番・羽月は2球で追い込んだ後、3球目のフォークで空振りを奪ったが、振り逃げで出塁を許した。
それでも3番・堂林は中飛。続く4番・鈴木誠の初球に、梅野が二盗を阻止した。
藤浪は前回登板した21日・ヤクルト戦(神宮)で692日ぶりの勝利を挙げた。今回は2勝目をかけて、広島のエース・大瀬良と1109日ぶりに投げ合いとなった。
藤浪と大瀬良の対戦は、17年8月16日(京セラドーム)以来。同戦では大瀬良の左肩付近に死球を当てて帽子を取ると、笑顔で“神対応”を対応されるシーンが注目を浴びていた。