阪神・青柳 初回2失点も自身2度目のけん制刺
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「阪神-中日」(27日、甲子園球場)
先発した阪神・青柳晃洋投手は初回に2失点する立ち上がりとなったものの、プロ5年目で自身2度目となる珍しいけん制刺で、さらなる追加点を防いで見せた。
初回、先頭からの安打などで2死三塁となると、ビシエドに三塁線を破られる先制の適時二塁打を許した。さらに四球を挟んで2死一、二塁から安部に左翼への適時打を許してしまった。
いきなりの2失点という苦しい展開となったが、青柳は冷静さを失わなかった。遠藤を迎えた2死一、二塁の場面で、1ストライクを取ってからの二塁への巧みなけん制球に、二走・高橋が戻りきれずにタッチアウトでスリーアウト。18年以来、自身2度目のけん制刺でピンチを切り抜けると、二回と三回はいずれも3者凡退でリズム良く抑えた。