阪神・矢野監督 陽川の成長に感慨深げ「僕自身もうれしいです」
「阪神11-3中日」(26日、甲子園球場)
阪神は打線が爆発し、逆転勝ち。3位に浮上した。
劣勢の試合をひっくり返したのは、2戦連続で3番に起用された陽川だった。六回、苦戦していた福谷から左中間席へ今季1号の逆転3ラン。値千金の一発で、流れを引き寄せた。
前日の活躍に続き、この夜も2安打3打点。1、2軍を行き来し、長くベンチを温める日が続いてきたが、ここにきて持ち味の打力で存在感を見せつつある。
矢野監督も「誰もが通る道なんですけど、出たり出なかったりって本当に難しくて」とこれまでの苦労を代弁し、「その中で辛抱強く、陽川も将大(中谷)も控えのメンバーも頑張ってくれているので。僕自身も嬉しいですし、陽川の成長もあるかなと思います」と感慨深げに語った。